マンガ

2008年10月13日 (月)

萌えタイ

日本の高校生シンジは新学期に見慣れぬ顔を発見する。クラスメイトとなった彼女はアムという名でタイからの留学生だという。成績優秀な彼女とだんだん親しくなっていくうちちょっとしたきっかけから彼女の夏休みの里帰りに同行してタイへ一ヶ月間の旅をすることになった。

まずは二人で一緒にバンコクへ空路で向かい、そこでアムは一足先に彼女の出身地であるイサーン地方のウボン村へ帰り、シンジはアムと別れバンコクを観光することにした。シンジは駐在員の親戚の家にやっかいになることに。その家でメイドのレックに出会う。タイ流ドラマに興味津々の彼女と話すと彼女もイサーンの出身だという。シンジのバンコクでのガイドをつとめてくれるのはマイ、サーイの双子の美人姉妹。ハイソな感じが漂う二人だが、とくにサーイは英国留学の経験もあり、BMWを乗り回している。バンコクの定番観光をしたシンジだが、マイに連れられ夜の街にも出かけた。ゴーゴーバーでつまらなそうな顔をして踊っている女の子をみつめていると、マイが勝手に彼女を指名してしまう。彼女、エーンとそこで少し話して翌日デートすることになった。昼に町中で会い、とりとめのない会話を英語でする二人。実は彼女は17歳でシンジと同じ年であった。シンジは自分と同じ年の女の子が自らを売っていることに衝撃をうける。なんと彼女もイサーンの出身だという。エーンは「今夜もお店にきてね」と言ったが、シンジは深淵に落ち込んでしまいそうな気がして店には行かなかった。バンコクでの彼の日程は終わり、ウボンへ向かう時が来た。

乗り心地の悪い列車に十時間揺られ、さらに乗り継いで農業が中心産業のタイ東北部のイサーンの寒村ウボンへ着いた。そこでシンジは貧困の真の意味を知る。アムは自分の生まれ育った村でシンジに語った。タイには所得税がないため階級間の流動がなく、また農家の多くが小作人であると。さらにアムが必死で勉強して政府奨学生に選ばれ日本に留学してきたのは貧困から脱出するためだとも。シンジにはレック、エーンの境遇も想像がついたのだった。

そこで田舎料理に辟易したシンジ。今度はアムと一緒に西北部の古都チェンマイへエアコンバスで向かう。美人の産地として有名なチェンマイだが、その理由は色白の少数民族が多いからだという。タイの広さ(日本より大きい)をシンジは改めて認識した。

落ち着いたただずまいの古都を堪能したあといったんウボンのアムの実家へ帰ったが、そこで幸運が。なんと南西部のプーケット、サムイ島へのペアチケットの当選通知が舞い込んでいたのだ。二人は空路プーケットへ向かう。そこで二人はタイの最後の日々を楽しむのだが、そこはムスリムが多く住んでおり宗教間の争いからテロで年間千人以上が犠牲になっていると言う現実もあるのだった。

シンジ、アムの二人にとうとう日本へ帰るときが来た。帰りの飛行機の中、もう寝入っているアムの隣でシンジは今回の旅を振り返る。出会った女性たちはみんないい人ばかりだった。しかしやはり最後に思い出すのはエーンのつまらなそうな顔だった(男の子だねえw)タイから遠ざかる飛行機の中、シンジはまたタイへ来ようと心に決めるのであった。

私がこの本を買ったのは、タイに興味があったからではなく、イラストを担当している鮭さんの絵が好きだったからです。ところが、入手してみると絵だけではなく内容がとても面白かったので熱心に読んでしまいました。タイの輝いているところ、影のところ、タイ人の愛すべき点、警戒すべき点を書いてあますところなしと言った感じです。登場人物たちも魅力的で、もっと話が続いて欲しいくらいですwもともとは旅行ガイドブックですが、国情にも触れてあります。でも実は私はタイのことは全く知らないので、この本の真価はわかりません。鮭さんの絵と初めて出会ったのは、「かいわれっ!」というゲームのパッケージ写真でした。ゲームの内容は知らなかったのですが、絵だけで買う気になりましたwゲームは2年たったいまでもまだクリアしていないのですが(私はゲーム遅いんです)、鮭さんの描かれた男女ともにかわいいキャラクターたちは大好きです。本書はノベル、テキスト、イラストを組み合わせたもので、純粋なマンガではありませんが、イラストには台詞もありマンガじたてなので、マンガとして紹介します。

アムとシンジの二人の関係がこのあとどうなったのか気になります。友達から発展したのかなぁ・・・。アムは向上心がすごいからつりあう男になるのはたいへんそうww

藤井伸二氏著 イカロス出版

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2008年9月 6日 (土)

神のみぞ知るセカイ 1

この度やっと手に入りました。もう三刷です。

ギャルゲーの方法論で女の子を「落としていく」という話なのですが、主人公の桂馬は結構ピュアな人物なので、女の子をだましているというような話ではないので気持ちよく読めました。話の中で桂馬がプレイしているゲームの台詞で「やっぱウソ」、「中にダレも」といった言葉が出てきて、「スクイズ」の影響がまだまだ健在であることがわかって嬉しかったですw

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